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2026/08

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縄を編む。心を繋ぐ。

Background

個人事業として3年間、「Cohere.img(コヒア・イメージ)」として活動してきました。 活動する中で、カナダのAI企業と名称が重なることが、引っかかるようになりました。 適格請求書発行事業者の登録を機に、屋号を変更することにしました。 そうして考えたのが「Stranding Works」です。 この屋号は私個人の生き方のゴールに由来します。 「生きている人を増やす」 生きている人とは自分の人生を、意思と責任を持ち、自分で歩む人のことを指します。 未来から過去に向かって流れる時間を縦糸とし、自分の考えや行為を横糸とみた場合、人生は大きな布に例えることができます。 仕事とは人生の一部です。その人生の布から糸を数本取り、ねじり編んだものは縄になります。 一般的にStrandingとは「座礁している状態」や「取り残される」といったネガティブな意味を指す場合が多いですが、私の場合は「縄を編んでいる最中」という意味として使用しています。 他者や物事につながるための象徴としての「縄」という道具をつくることが私の仕事だと思っています。 この屋号で目指すのは、単なる消費を、共感の上での応援に変えること。 それを道具や技術を用いて達成することを目標としています。 屋号が変わればロゴマークもwebサイトも変更する必要があります。 ロゴマークを作成した後に、それを発展させたものとしてwebサイトを作成しました。

Translate

背景を因数分解し、設計の言語に翻訳しました。 • 布にも、縄にも見えること。 人生は布、仕事はそこから撚られた縄。シンボルは縦糸と横糸の交差(布)にも、二本の糸の撚り(縄)にも読める両義の形にする。 • 進行形であること。 時間は未来から流れ、戻らない。完成した紋章ではなく、いま編まれている途中の、外へ続く未完の形にする。 • 静かで、強いこと。 • 自分の名前は自分で作ること。 「生きている人」を掲げる以上、ロゴタイプは既製フォントではなく、オリジナルで設計する。

Strand

[屋号] 「Stranding Works」。 糸を撚り、縄を編んでいる最中の工房。旧屋号のCohere(結合する・首尾一貫する)が持っていた「つなぐ」という核は、実は手放していません。cohereが状態を指す言葉だったのに対し、strandingは行為の途中を指します。つながっている、から、つないでいる、へ。名前の上でも、完成形から進行形への転換を行いました。

[シンボル] 二本の線が直交して交わる、その一点を拡大した形です。 交点は線が互い違いに編み込まれていく瞬間を描いています。縦糸と横糸の交差として見れば布の一目。二本の素線の撚り合わせとして見れば縄であり、Stranding Works。同じ記号ですが、2通りの見方ができるようにしています。 線は枠の中で完結せず、外へ伸びていきます。この編み目はここで終わらず、未来からやってくる時間に向かって続いていく。「戻らないことを前提にした」未完の構造です。

[タイポグラフィ] ロゴタイプはオリジナルで設計しました。 装飾を削ぎ落としたジオメトリックな骨格に、広めの字間。声を張らず、しかしまっすぐ立っている様子。「強く主張しないのに、消えない」という要件への回答です。 既製フォントを使わなかった理由は、Translateで決めた通りです。その人だけの形は、その人の中からしか生まれない——クライアントに信じてもらいたいことを、まず自分の名前で実践しました。

[ロックアップ] シンボルの縦線を起点に、STRANDING / WORKSの二行をぶら下げる構成です。糸が垂れ、そこから言葉が編まれていく。文書を「織る」と呼んだ時代への、小さな目配せでもあります。

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